ロレアル(L'ORÉAL)
インターンの選考時間を半分以下に
世界有数の化粧品メーカーのロレアル社は、自社のサマーインターンシップの選考を毎年行います。選考会には学生から多くの応募がされ、勝ち残った最も優秀な学生がロレアルからサマーインターンシップのオファーを受けとる事が出来ます。
1人枠の募集に対し、平均約200人が応募するこのインターンシップ選考はとても競争率が高くなっているため、ロレアルの採用担当者は優秀な学生を採用するための様々な方法やアプローチを利用しています。

インターンシップは最も重要な採用の一つ

優秀な学生がロレアルでのインターンを経て、会社の戦力、さらにはトップの管理職になっていきます。そのため、学生採用はロレアルで最も重要な採用の一つになっています。

インターン採用の問題点として、大抵の学生はビジネスの世界での経験がほとんどありません。そのため学生自身のキャリア設計がどのようなものか、その先になぜロレアルが結びつくのかの理由を重視しました。当然ながら英語力や思考力の能力や学業成績や課外活動、インターンシップ経験と多様な経験をしているかどうかも評価の対象となっています。

選考の最適化

例年サマーインターンシップの選考は約2000人の応募があり、それを3、4週間で選抜しなければなりません。仮にサマーインターンシップ応募者一人につき15分の電話面接を行った場合、合計250時間(約1.5カ月)以上が必要になるため、電話面接は非効率的な手段となっていました。

そこでロレアルは、VCVシステム導入を開始しました。
動画を取り入れる事で時間短縮だけでなく、応募者をより詳細にスクリーニングする事が可能になりました。

VCVはインターネットにアクセス出来る環境さえあればどこでも使用可能です。
実際に、使用者の約30%はスマートフォンなどのモバイル端末からのアクセスであると確認されています。担当者はシステム内にあるデータベースで応募者のデータの管理も共有も可能なので素早く対応する事が可能です。
またステータス毎に自動メッセージも設定できるため、採用業務に掛かる時間を大きく短縮する事が出来ました。

インターンシップ応募者の選択

ロレアルの採用フローは、インターンシップの種類によって順序が変わります。
種類により採用フローが異なる中でも、スクリーニングにはいくつかの共通点があります。
例えば、サマーインターンシップの応募者は以下の様な選考を受けなければなりませんでした。

· デジタルオンラインテスト(VCV経由で実施)
· ビデオインタビュー(VCV経由で実施)
· オフィスにてグループでの課題選考

グループでの課題選考までをすべてVCV上で完結することにより大きく効率化されました。
応募者一人に対し、従来は約10分程度掛かっていた電話面接をビデオインタビューに変えた事でお互いがオンラインである必要がなくなり、大きく時間の短縮が可能になりました。

ビデオインタビューによる効果

多くの企業も同じ懸念点を抱くかと思いますが、
我々も同じくビデオインタビューを導入することで応募者が減るのではないのか?
という懸念点がありました。

結果としては応募者がビデオインタビューを拒否する事はほとんどありませんでした。
むしろ、ビデオインタビューは学生たちにとって選択肢を広げ、柔軟に対応していく上で非常に有益なツールになったと言えます。
ロレアルはVCVのような新しいテクノロジーを採用で導入する事で、採用にかかる時間や金銭コストを大幅にカットしました。
この様な新しいテクノロジーの導入は、企業が取り組む企業改革の1つになります。
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